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ChatGPTの使用例ChatGPTの使用例
ChatGPTでPowerPointのスライドを作成する方法
ChatGPTでPowerPointのスライドを作成する方法
PUBLISHED:2023.07.09
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準備するもの ChatGPT-4のベータ版の機能を使います この機能は、ChatGPT-4が必要です。(ChatGPTの「Code Interpreter」というベータ版の機能を使います) ※GPT-4は月額20$の有料課金バージョンとなります。 ChatGPTの「Code Interpreter」機能を使うには、「Settings」> 「Beta features...

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準備するもの

ChatGPT-4のベータ版の機能を使います

この機能は、ChatGPT-4が必要です。(ChatGPTの「Code Interpreter」というベータ版の機能を使います)

※GPT-4は月額20$の有料課金バージョンとなります。

ChatGPTの「Code Interpreter」機能を使うには、「Settings」> 「Beta features」> 「Code Interpreter」をオンにするだけです。

「Code Interpreter」とは?

OpenAIによる公式のドキュメントは、コチラをご覧ください。この内容を一言で言うと…「ChatGPTでPythonでの処理が行えるようになり、ファイルのアップロードやダウンロード機能も使えます」というもの。

「へぇ〜…」という内容ですが、使ってみるとこれが意外とすごかったんです。※指示の仕方によっては、「指示に従って、Markdown形式のテキストからPowerPointのスライドファイルを作成することは、現在のChatGPTの能力では直接行うことができません。」と返ってきてしまいます。ChatGPTへの指示をわかりやすくするなど、根気強く付き合いましょう。

ChatGPTからPowerPointが出来上がる仕組み

難しい内容を省いて、簡単に説明すると…

【Input】Markdown形式のテキスト(Markdown形式の書き方は、記事「Markdownでブログを書こう!~覚えておくべき4つのルール~」をご覧ください)

【処理内容】・Markdown形式のテキストを解析する・Pythonの「python-pptxライブラリ」を使って、Markdown形式のテキストから、PowerPointのプレゼンテーションを作成・ダウンロードリンクを生成する

【Output】PowerPoint形式の「pptx」ファイル※pptxファイルのダウンロードリンクが表示されます。

実際に指示を出してみよう

今回は、「Threadsの使い方〜Twitterとの比較とはじめかた〜」の内容を抜粋して、PowerPointにしてみたいと思います。

※ChatGPTの「Code Interpreter」では、ファイルのアップロードにも対応をしていますので、理論上はMarkdown形式のファイルをアップロードして作ってもらうことも可能です。しかし、今回の実験では、プロンプト本文に記載をすることで作成テストを行っています。

プロンプトはコチラ

実際に利用したプロンプト

下記のMarkdown形式のテキストを、下記の指示に従って、PowerPoint形式のスライドファイルとして出力して、最後にダウンロードリンクを示してください。

○指示・Markdown形式のテキストを解析し、Pythonの「python-pptxライブラリ」を使用する・出力は、「pptx」形式のファイルとする・「##」がスライドの単位です・「###」はスライド内の見出しです・「##」「###」以降のテキストは、そのままスライドへ貼付してください

○Markdown形式のテキストは下記(こちらにMarkdown形式のテキストを貼付する)

※貼り付けたMarDown形式のテキストはコチラ

アウトプット

上記のプロンプトによって、以下のスライドが出来上がりました。

やってみた感想

もちろん、このままスライドに使えるわけではありません。また、今回インプットに使ったMarkdown形式のテキストも、ブログ記事のために作成したものなので、スライド向きではなかったことも考慮する必要があると思います。

スライドの雛形としては使えそうな気配がしていますので、「スライドの雛形を作るには…?」という視点で、活用方法を考えたいと思います。

そこで、以下のフローで作業を行うことで、うまく活用できるのでは…?と考えました。

  • Markdown形式で「##」「###」を意識して、テキストベースで資料を作成する
  • ChatGPTへの指示で、ここで作成したMarkdown形式を、箇条書きへ要約してもらう(特に、本文にあたる「###」内のテキスト)
  • 要約版のMarkdown形式をインプットにして、今回紹介した流れに従って、PowerPoint形式に変換
  • できあがったPowwrPointファイルを雛形にして、自分でブラッシュアップする

この流れで再トライした結果を、近々またアップしようと思います。

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